説明
温度、湿度の変化の多い場所にピアノを置くとピアノの部品である金属、木材、ミュージックワイヤ(弦)皮、フェルトなどが温度、湿度に順応しようと大きく変化しようとする為、音程やタッチを著しく変化させてしまうからです。また湿気の多い場所にピアノを置いていると木材、フェルトが膨れたり、弦にサビが着いたり、内部に虫が発生したりもします。直射日光がピアノに当たると音程やタッチに変化を与えるばかりではなく、塗装面を劣化させ時には割れる事さえあります。後側(響板)も同様で、音が響く心臓部で塗装も他より柔らかい為、特に注意しなくてはいけない所です。ピアノは、設計の時点で水平である事が基本です。内部のアクション(鍵盤から音を出すハンマーまでのからくり部)の動きが悪くなるからです。特にアップライトピアノは、弦を打つハンマーの戻り方に支障を与えます。日本は、湿気の多い国です。ピアノはよく乾燥したヨ−ロッパで生まれました。湿気の多いお宅では除湿機などを設置し十分湿気には注意して下さい。