ハンマーヘッド
この写真は弦を打って音を出すハンマーを弦側から見たものです。
ハンマーに縦線が入っているのが、常に打っている弦の跡です。
中音域のこのハンマーは3本の弦を叩き音を出しますが、ほとんどのハンマーには3本の弦の跡はありません。
これは、弦に対してハンマーの取り付け位置調整がなされていない為です。
これでは、ボリュームのある音は出ませんし、美しい音色など出る訳がありません。
ハンマーの中心に弦が当たるように調整しなければなりません。
皆様は、野球(ソフトボール)の時、バットでボールを打ったことがあると思います。
バットの中心にボールが当たったときは、力を入れなくてもよく飛びますが、バットの端にボールが当たった時は、妙に腕が痛かったりして無駄な力を使い、飛びも悪く、また、力がボールに伝わりにくいと思います。
ピアノのハンマーもこれと全く同じことが言えます。
写真のように、極端に位置がズレたハンマーは調整すべきでしょう。
この作業(ハンマー弦合わせ)は、少々のズレであれば、定期調律の際に無料で致します。